国境なき医師団レポート:エボラ出血熱感染拡大を抑える

コンゴ共和国でエボラ出血熱の発生

国境なき医師団レポートの「Act!2月号」が届きました。
「Act!2月号」によれば、コンゴ民主共和国で、またエボラ出血熱の感染が広がり、現在なんとか拡大をくい止めている状況だということです。 エボラ出血熱というと、2014年から2015年にかけて、西アフリカの多くの国々に広がり、ニューヨーク、ヨーロッパにまで感染者が出たことは記憶に新しいところです。エボラ出血熱は感染力が非常に強く、全身から血を噴き出して死に至る恐ろしい感染症です。

2015年8月17日には累計患者数27,951人、うち11,284人が死亡、致死率は40%と記録されています。

2014年エボラ出血熱の流行地エボラ治療センターで未承認新薬5種を導入

コンゴ共和国では2018年8月1日に流行宣言が出されるて、3か月余りの間に感染者344人、うち202人が死亡し、幾度となく流行を繰り返してきたコンゴ共和国としてもこれまでで最悪の事態となっているということです。

しかし、国境なき医師団は地元保険省と連携して、エボラ治療センターを開設し、感染者の隔離や防護服や備品の提供を行い、あわせて5種の未承認新薬を特別なガイドラインにしたがって導入したことが功を奏して、なんとか感染拡大をくい止めています。

国境なき医師団への支援を

ほんとうに頭の下がる思いですが、もっと国境なき医師団への支援の輪を広げていかなければならないと思います。

国境なき医師団の活動実態については、2018年夏に、同団体の看護師である白川優子氏が「紛争地の看護師」という本を出版して話題になりましたので、ご参考まで。